代表挨拶

振り返ればこの 25 年間、私たちは時代の変化や数々の困難に直面してまいりました。
1999 年、弔問対応に追われ慌ただしく葬儀を済ませる遺族の姿を見て、世間体を重んじる葬儀から家族のための葬儀を実現したいと創業を決意いたしました。
また「請求額に驚いた」「内容が事実と異なっていた」など葬儀後に後悔される人がいることを知り、事前相談や見積もりの提案を始めました。
不信感を払拭するため、高品質な商品を適正価格でご提供し明瞭な価格表示を実践しました。
これらの取り組みは当時の業界では珍しく、同業者から眉をひそめられることもございましたが、葬儀は遺族の心を癒し、美しい思い出を刻む場であるべきだと心がけてまいりました。
その後も供養に対する意識の変化や感染症の拡大など、先行きの見えない不安の中で常に「何ができるか」を問いながら、全力を尽くし前進してまいりました。
幾度の困難を乗り越えられたのも、ひとえに皆様の温かいご支援と励ましのおかげでございます。

最後に手前味噌ではございますが、弊社の社員たちの献身と努力に感謝したいと思います。震災や感染症拡大の際には、「どのような状況下であっても、きちんとお別れをしたい」という遺族の思いに応えて、様々な取り組みを行い、未曽有の試練を乗り越えてくれました。
社員一人ひとりの力強い支えと情熱があったからこそ、今日のセクトグループがあると誇りに思っております。
私たちはこれまでの経験を糧に、さらに品質の向上やサービスの充実に努め、地域へ貢献できる企業として成長を目指してまいる所存です。
社員一同力を結集して、未来へ向けて力強く進んでまいります。
今後ともセクトグループをご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。